京を歩けば。

京都の情景

京都・御室 - 山茶花散る仁和寺

f:id:Shotetsuan:20181219145306j:image

2018/12/15

京都府京都市右京区 仁和寺

 

大原を離れ、市内を西に仁和寺へ。

金堂の裏の五大明王の壁画公開を見にきました。

 

御所の紫宸殿を金堂として移築してから、372年間、一般の目に触れることがなかった壁画が初公開。

あいにく写真は撮れませんので、冬の仁和寺の境内をお送りします。


f:id:Shotetsuan:20181219145317j:image

 

山門をくぐった先、御殿前の勅使門の花狭間。

宸殿の屋根が工事している関係で、いつもは閉ざされている門が開かれていました。

にしても繊細な花狭間です。


f:id:Shotetsuan:20181219145328j:image

 

こちらはまだ紅葉が残っています。

工事が終わった観音堂をバックに。

 

f:id:Shotetsuan:20181219145322j:image

 

西門近くの手水舎の脇には満開の山茶花。

散った花弁も素敵です。


f:id:Shotetsuan:20181219145342j:image

 

引いてもう一枚。

こんなに綺麗な散り山茶花が見られる場所が、家の近くにあるとは気づきませんでした。


f:id:Shotetsuan:20181219145311j:image

 

傾く陽を浴びる国宝の金堂。

もともと京都御所にあったものですから、装飾類はシンプル。

寺の堂宇として建てられたものだと、もっと彫り物が施されていたりします。


f:id:Shotetsuan:20181219145334j:image

 

12月は16:30に閉門。陽が短くなりました。

山門から双ヶ丘の第一展望台を望みます。

 

この門前の空き地に大きなホテルが建つという噂。

早めの記録をお勧めします。

 

御室桜が咲き誇る、春が待ち遠しい仁和寺でした。