京を歩けば。

京都の情景

京都・一乗寺 - 初夏の花咲く詩仙堂

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20190608 詩仙堂

京都府京都市左京区 詩仙堂

2019/06/08


京都 一乗寺の詩仙堂。

サツキの咲くころ、庭園にも様々な草花が目を楽しませてくれます。

 

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20190608 詩仙堂

受付の前からさっそくサツキがひょっこり。

期待に胸が膨らみます。

 

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20190608 詩仙堂

まずは庭園からみさせていただきましょう。

 

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20190608 詩仙堂

京都写真の権威・水野克比古先生のお写真には、すべて咲きそろっているものがありますが、そうはなかなか出会えません。

例年通り、一番目立つ株が見ごろを迎えていました。

 

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20190608 詩仙堂

湿度の高い状態がよく似合うお庭です。

 

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20190608 詩仙堂

きのうのあめでだいぶ花が落ちてしまいました。

綺麗に縁取って落ちているのが面白いです。

 

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20190608 詩仙堂

引いてもう一枚。

では、お庭のほうに出てみましょう。

 

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20190608 詩仙堂

少し遅かったようで、賑やかさに欠けてしまいました。

また来年にリベンジですね。

 

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20190608 詩仙堂

なんと堂内に人がいない瞬間が!

これは貴重です。

 

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20190608 詩仙堂

茶室・残月軒の前に咲いているのは京鹿の子(キョウガノコ)。

 

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20190608 詩仙堂

海綿体状の花なのですが、水分を吸うとこの通り。

それでも、独特の雰囲気を漂わせています。

 

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20190608 詩仙堂

お庭の池には淡い黄色の花菖蒲。

黄菖蒲よりも色が淡く見えたのですが、別の品種でしょうか?

 

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20190608 詩仙堂

お庭の隅には深山嫁菜(ミヤマヨメナ)。

都忘れ(ミヤコワスレ)ともいいます。

 

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20190608 詩仙堂

紫陽花とミヤコワスレが露地に咲いています。

 

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20190608 詩仙堂

鹿威しの前にも額紫陽花。

ちょうど成長途中ですね。

 

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20190608 詩仙堂

紫陽花苑のように見応えがあるわけではありませんが、こうして随所に植えられているのが、なんとも詩仙堂らしいです。

 

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20190608 詩仙堂

こちらの釣鐘型の白い花は蛍袋(ホタルブクロ)。

白と紫があるのですが、詩仙堂には白がたくさん咲いていました。

 

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20190608 詩仙堂

雨の重みで花菖蒲もだいぶお辞儀しています。

そのお辞儀を利用して(笑

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20190608 詩仙堂

この美しい花は丘虎の尾(オカトラノオ)。

尻尾のように反る曲線美が美しいサクラソウ科のお花です。

 

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20190608 詩仙堂

最後に躍淵軒を参道から。

お庭の散策が楽しい初夏の詩仙堂でした。