京都・東山 - 智積院 名勝庭園のサツキ
京都府京都市東山区 智積院
2019/06/08
午後になり少し晴れ間が見えた智積院。
こちらにも、サツキの咲くお庭があります。
サツキが咲く名勝庭園をのぞかせてもらう前に、曇りのうちに金堂の裏手に。
ここには紫陽花が咲いています。
様子だけ見に来ましたがさすがにまだ早め。
来週くらいに見ごろを迎えそうです。
それでは拝観受付を済ませてお庭のほうに。
門前では梔子(クチナシ)の花が良い香りで出迎えてくれました。
そしてお堂を回り込むと、そこで待っているのはサツキ!
こぼれんばかりのサツキの花です。
昨日の雨で少し散ってしまいましたが、お庭の至る所で顔を出しています。
初めて拝観させていただきましたが、静かなお庭ですね。
さて、書院のほうに。
智積院のお庭は建物の下まで池が入り込んで知るのが特徴です。
滝を中央に配した築山。
ダイナミックなお庭ですね。
右を向けば、築山の裾に三味線のばちという大きな刈込みが。
丸い刈込みと四角い刈込みが組み合わさっています。
ベストシーズンは外しましたが、白や赤・ピンクなど色とりどりのサツキが咲いています。
そういえば、昔の写真を見ると滝の脇に百日紅の木があったのですが、見当たりません。。
何があったんでしょう。
この手水が特徴的。ちょうど奥にサツキが顔を出してくれました。
すこし、書院が混みあってきたので、
書院のまわりをぐるり。
さらにそのまま奥のほうへ。
中庭にもサツキが咲いていました。
意識しないと撮らないものなので、こうしたものも、ちょくちょく撮っておきたいと思います。
こちらは七条通のどんつきに当たる門の脇ですね。
クチナシの花が顔を出していました。
講堂のほうに進んできました。
風が強い日でしたので、五色幕がよくたなびきます。
とてもきれいなお堂ですね。
よく掃除が手が行き届いていることがわかります。
ぶわっと初夏の風が吹き込みます。
美しくたなびいた一瞬を。
最後に講堂から庭園のサツキを。
梅雨に入る前の一瞬の晴れ間に恵まれた智積院庭園でした。