京を歩けば。

京都の情景

京都・東山 - サツキ彩る 泉涌寺雲龍院

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20190602 泉涌寺雲龍院

京都府京都府東山区 泉涌寺雲龍院

2019/06/02

 

サツキの庭といえば、どこを想像しますか。

東福寺、詩仙堂、酬恩庵一休寺、金福寺…

さまざまな名庭がありますが、ここ泉涌寺の塔頭雲龍院も、拝観者を楽しませてくれるサツキがあります。

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20190602 泉涌寺雲龍院

泉涌寺を抜けてさらに奥。少し高まった場所にあるのが、塔頭の雲龍院。

門をくぐったところから早速、見ごろを迎えたサツキが出迎えてくれました。

 

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20190602 泉涌寺雲龍院

参道の両脇にサツキの刈込み。

ちょうど咲きそろっており、見応えバッチリです。

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20190602 泉涌寺雲龍院

受付を済ませ、まず訪れるのは蓮華の間。

4枚の雪見障子越しに、庭を楽しめる部屋です。

ちょうど二枚目に、灯籠とサツキが顔を出していました。

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20190602 泉涌寺雲龍院

隣の清浄の間から縁側に出て、蓮華の間のガラスに写るサツキを。

 

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20190602 泉涌寺雲龍院

中庭も一緒に楽しみます。

泉涌寺の塔頭の中でも、年間通して様々な花を楽しめます。

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20190602 泉涌寺雲龍院

奥に進み、悟りの間へ。

「迷いの窓」として有名な丸窓がありますが、奥のお庭はいつも見過ごしがち。

五色の紅葉の足元にもサツキが咲きます。ちょうど、掛け軸のように撮れました。

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20190602 泉涌寺雲龍院

大輪の間から中庭を望みます。

こちらの咲きそろ今ではもう少しでしたが、可愛らしい花がちらほらと顔を出しています。

 

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20190602 泉涌寺雲龍院

ゆっくりと庭と向き合う。

一人の時間を楽しみたいときにピッタリです。

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20190602 泉涌寺雲龍院

本堂である龍華殿の脇にもサツキの刈込み。

本当に何時も綺麗に刈られています。

右の常緑樹は、悠仁様おしるしの高野槇です。

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20190602 泉涌寺雲龍院

龍華殿から参道も望めました。

 

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20190602 泉涌寺雲龍院

さて、そろそろお暇します。

ふと立ち止まった大輪の間の入り口を。

 

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20190602 泉涌寺雲龍院

再びサツキに見送られながら、来た道を戻ります。

ああ、名残惜しい。

 

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20190602 泉涌寺雲龍院

境内をポッとサツキが彩る雲龍院さんでした。