京都・東山 - サツキ顔出す東福寺光明院
京都府京都市東山区 東福寺光明院
2019/06/02
静かにお庭を楽しみたい。
そう思い訪れたのは東福寺の塔頭光明院。
門や外見からは想像できないほど、広くモダンな枯山水が広がっていました。
お庭の名前は波心庭。
かの有名な作庭家 重森三玲の代表作でもあります。
実は光明院さん、初めて訪れました。
僕がいた20分ほどの間、誰か来るわけでもなく独り占め。
観光寺院ではないため、案内やパンフレットがあるわけでもありませんが、そのぶん案内表示も最低限。
ありのままの禅寺で、静かに庭と対峙するにはもってこいの場所でした。
何度も写真で見たことがあるこちらのお部屋。
部屋の隅に座して、定番の構図からお庭を眺める。
とても贅沢な時間です。
光明院さんは紅葉の名所でもあります。
これからこのカエデの葉が熟成していくと思うと、秋が楽しみになります。
玄関の足元にもカエデの葉。
サツキの咲き具合はもう少しでしたが、静かな時間を楽しませていただいた光明院さんでした。