京都・鷹峯 - 源光庵の冬景色
2019/01/26
京都府京都市北区 源光庵
午前9:00
予報より早く降り始めた雪。
北上するにつれ、雲が低くなってゆきます。
鷹峯に着く頃にはすっかりと雪景色。
源光庵の山門の向こうはすっかり積もっていました。
京都市の平野部でも最も早く積もる鷹峯。
朝とはいえ、いやいや、手がかじかみます。
お馴染みの迷いの窓と悟りの窓。
流石にまだ奥の庭には積もっておらず、白い景色は見られません。
少し前進して窓のそばから。
この角度から眺めるのが個人的には一番好きです。
だるまの掛け軸はこれまでゆっくりと眺めたことがありませんでした。
落ち着いてお庭や設えを眺めるのにも、人の少ない雪の日はいい時間です。
書院の前の庭はすっかり化粧が施され、拝観者をもてなします。
書院の達磨さんもちょっと寒そう。
目がキラッとした気がしますが、
いえ、なんでもございません。
枯山水庭園には椿が一輪こちらを向いて笑っていました。
少しずつでは春の訪れを感じられます。
さて、そろそろ足が限界です笑
去り際に見つけたセンリョウ。
キミノセンリョウもすぐ近くに実をつけていした。
こちらはナンテン。
鳥に食べられてしまうものが多い中、まだ、綺麗に実が残っています。
思いがけず立ち寄った源光庵。
何度通っても、素敵なところでした。
今年夏から2021年の11月まで、庫裏が改修工事に入ります。ご参拝はお早めに。
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【撮影地データ】
名称 :鷹峰山 寶樹林 源光庵
(げんこうあん/Genko-an Temple)
宗派 :曹洞宗
本尊 :釈迦牟尼仏
創建 :1346年(貞和2年/興国7年)
拝観 :9:30~17:00
駐車場:あり
住所 :京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47