東京・青梅 - ツツジの楽園 塩船観音寺
2019/05/06
東京都青梅市 塩船観音寺
以前冬に訪れたとき、
護摩堂のまわりを躑躅(ツツジ)が取り囲んでおり、
ずっと花の見ごろが気になっていた塩船観音寺。
たまたま帰省のタイミングで訪れることができました。
東京は西、青梅市にある塩船観音寺。
地元では塩船観音と呼ばれているそうです。
国重文指定の茅葺屋根の山門の前から早速躑躅がお出迎え。
参道を進み、階段を上るとこちらも重文指定の茅葺屋根の本堂。
鐘楼は重文指定ではありませんが、茅葺の屋根になっています。
境内は新緑が進み、本堂にかかる五色幕が美しさを引き立てます。
お参りをして、いよいよつつじ園のほうに。
この時既に左手の景色が賑やかなんです。笑
護摩堂の下までやってきました。
はやる気持ちをおさえて、まずはお参り・・。
そして、どーん!どうですか、この景色!
色とりどりの躑躅が山を盛り立てています!
1車線くらいの散策道がこんな風に見えてしまうほど、
圧倒的なスケールです。
こんなところ、ほかに見たことありません。
お堂の奥だけではなく、
自分が立っている斜面も躑躅だらけ。
その証拠にこんな写真も撮れちゃいます。
境内の一番高いところに立つ、
大きな観音様の足元までやってきました。
護摩堂を上から眺められたのが右上の鐘楼です。
お寺のホームページによれば、15種類2万本もの躑躅が植えられているそう。
早咲きから遅咲きまで、約1か月楽しめるらしいです。
それにしてもすごい株数です。
観音様のいらっしゃる展望台からは、
山の向こうに市街地が見られます。
天気が良ければけっこう遠くまで眺められそうです。
だんだんと遠近感がマヒしてきます。
にしても、人が少ない・・・笑
連休最終日の朝イチだからでしょうか。
京都の躑躅はあまり調子がよくなさそうなこの5月ですが、
こちらはかなり元気ですね。すごい色彩です。
松林を切り開いたようですが、
ところどころ切られずに残っているのが印象的です。
奥まで回りこみ、
躑躅に取り囲まれた護摩堂をパチリ。
まさに躑躅の極楽浄土です。
さてさて、人も増えてきたところで娑婆に帰ることにします。
肩身狭そうに咲く山吹(ヤマブキ)を撮って、塩船観音寺を後にしました。
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【撮影地データ】
名称 :大悲山 塩船観音寺
(しおふねかんのんじ/Shiofune-kannon-ji Temple)
宗派 :真言宗醍醐派(別格本山)
本尊 :十一面千手観世音菩薩
創建 :大化年間(645~650年)
拝観 :境内自由(つつじ祭り期間中は8:00~17:00)
駐車場:あり(有料200台)
その他:重要文化財(国指定):本堂及び厨子、仁王門、阿弥陀堂
住所 :東京都青梅市塩船194