京を歩けば。

京都の情景

東京・青梅 - ツツジの楽園 塩船観音寺

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20190506 塩船観音寺

2019/05/06

東京都青梅市 塩船観音寺

 

以前冬に訪れたとき、

護摩堂のまわりを躑躅(ツツジ)が取り囲んでおり、

ずっと花の見ごろが気になっていた塩船観音寺。

たまたま帰省のタイミングで訪れることができました。

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20190506 塩船観音寺

東京は西、青梅市にある塩船観音寺。

地元では塩船観音と呼ばれているそうです。

国重文指定の茅葺屋根の山門の前から早速躑躅がお出迎え。

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20190506 塩船観音寺

参道を進み、階段を上るとこちらも重文指定の茅葺屋根の本堂。

鐘楼は重文指定ではありませんが、茅葺の屋根になっています。

境内は新緑が進み、本堂にかかる五色幕が美しさを引き立てます。

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20190506 塩船観音寺

お参りをして、いよいよつつじ園のほうに。

この時既に左手の景色が賑やかなんです。笑

 

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20190506 塩船観音寺

護摩堂の下までやってきました。

はやる気持ちをおさえて、まずはお参り・・。

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20190506 塩船観音寺

そして、どーん!どうですか、この景色!

色とりどりの躑躅が山を盛り立てています!

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20190506 塩船観音寺

1車線くらいの散策道がこんな風に見えてしまうほど、

圧倒的なスケールです。

こんなところ、ほかに見たことありません。

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20190506 塩船観音寺

お堂の奥だけではなく、

自分が立っている斜面も躑躅だらけ。

その証拠にこんな写真も撮れちゃいます。

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20190506 塩船観音寺

境内の一番高いところに立つ、

大きな観音様の足元までやってきました。

護摩堂を上から眺められたのが右上の鐘楼です。

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20190506 塩船観音寺

お寺のホームページによれば、15種類2万本もの躑躅が植えられているそう。

早咲きから遅咲きまで、約1か月楽しめるらしいです。

それにしてもすごい株数です。

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20190506 塩船観音寺

観音様のいらっしゃる展望台からは、

山の向こうに市街地が見られます。

天気が良ければけっこう遠くまで眺められそうです。

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20190506 塩船観音寺

だんだんと遠近感がマヒしてきます。
にしても、人が少ない・・・笑

連休最終日の朝イチだからでしょうか。

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20190506 塩船観音寺

京都の躑躅はあまり調子がよくなさそうなこの5月ですが、

こちらはかなり元気ですね。すごい色彩です。

 松林を切り開いたようですが、

ところどころ切られずに残っているのが印象的です。

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20190506 塩船観音寺

奥まで回りこみ、

躑躅に取り囲まれた護摩堂をパチリ。

まさに躑躅の極楽浄土です。 

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20190506 塩船観音寺

さてさて、人も増えてきたところで娑婆に帰ることにします。

肩身狭そうに咲く山吹(ヤマブキ)を撮って、塩船観音寺を後にしました。 

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【撮影地データ】

名称 :大悲山 塩船観音寺

    (しおふねかんのんじ/Shiofune-kannon-ji Temple)

宗派 :真言宗醍醐派(別格本山)

本尊 :十一面千手観世音菩薩

創建 :大化年間(645~650年)

拝観 :境内自由(つつじ祭り期間中は8:00~17:00)

駐車場:あり(有料200台)

その他:重要文化財(国指定):本堂及び厨子、仁王門、阿弥陀堂

住所 :東京都青梅市塩船194