京都・鹿ケ谷 - 法然院の散り椿
2019/03/21
京都府京都市左京区 法然院
白砂壇と茅葺屋根の山門でおなじみの法然院
境内には椿が植えられており、石畳に散った椿が楽しめます。
現代でこそ「デジタルサイネージ」という広告媒体がありますが、
こちらはまさに昔から続く液晶。
季節に応じて変わる白砂壇の砂紋は見応えがあります。
参道途中にある鉢にも椿。
お寺の方の遊び心で、季節の花が誂えられます。
ちなみに昨年の晩夏には、
芙蓉の花が添えられていました。
経蔵の前には馬酔木の木が。
満開まではもう少し時間がかかりそうです。
もう一度白砂壇のほうに戻り、椿を観察。
来週にはもう少し散っていてくれそうですね。
春の特別公開が待ち遠しい、
春分の日の法然院でした。
----
【撮影地データ】
名称 :善気山 法然院 萬無教寺
(ほうねんいん/Hounen-in Temple)
宗派 :浄土宗捨世派
本尊 :阿弥陀如来坐像(浄教寺旧本尊)
創建 :寛永年間(1624~1643年)
拝観 :境内自由(通常非公開)
駐車場:あり
その他:もと浄土宗鎮西派
住所 :京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30