京都・花脊 - 牡丹雪舞う花脊・峰定寺
2019/01/26
京都府京都市 花脊・峰定寺
京都市中心部から車で約1時間半。
花脊の里を抜けたさらに先にあるのが峰定寺です。
元天台宗。現在は本山修験宗に属し、聖護院の末寺になっています。
京都市内とは思えないほどの降雪量があるため、冬季は閉山。
どのくらい降るんだろうと思っていましたが、まさかここまでとは思いませんでした。
普段なら拝観時間も過ぎた16:00に到着したため、陽も傾き始めてきました。
薄暮の峰定寺なんて見たことがありません。貴重な時間に立ち会えました。
この山門をくぐり15分ほど大悲山を登ると、清水寺の舞台のモデルになった懸造りの本堂があります。
写真撮影は不可ですが、そこからの景色は息を呑むほど美しいものです。
是非一度はお参りしてみてください。
峰定寺の参道には、美山荘という摘草料理で有名な料理旅館があります。
料理研究家の大原千鶴さんのご実家でもあります。幼い頃はこの寺谷川で遊んでいたそう。
廊下のライトが暖かそう。壁一枚手前は極寒です。いやぁ寒い。
飾られている絵は水仙と椿とタンポポでしょうか。
東屋には氷柱が。
雪深いところにこないとなかなかこんなに大きな氷柱は見られませんね。
こちらが美山荘の母屋。
この時期でも一泊12万円するそうです。
きっとあの玄関の扉に触れることはないでしょう...
帰りがけ、洞泉寺の前からみた大堰川の大蛇行。
中洲に残された雪が積雪量を物語っています。
必ずスタッドレスを履いて訪れるようにしてくださいね。
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