京都・大原 - 薄化粧の尼寺 寂光院
2018/12/15
京都府京都市左京区 寂光院
大原といえば有名な三千院と反対側の山にある、寂光院さんに訪れました。
未明に積もった初雪が、草花の美しさを引き立てていました。
普段は公開していないお茶室 孤雲 の前の庭も雪化粧。
落葉後のお庭は寂しく感じるものですが、雪があるとぱっと映えますね。
到着したのが10時をすぎていたものですから、融雪が進んでいるかと思いましたが、なんとか残っていてくれました。
本堂脇の南天にも1.5cmほど。
雪が溶けたぶん、水滴が実一つ一つを綾なします。
汀の池付近に生えているのは万両。
実を大きな傘で守っているような姿が可愛らしいです。
無理矢理カエデの葉と絡ませてみたり。
水滴でまるで宝石にような艶やかな山茶花もありました。
建礼門院の庵室跡の方には、小さなお地蔵さんがいらっしゃいます。
ここだけうっすら雪が残っていてくれました。
こちらも南天。
冬は赤い実をつける植物が、構図に彩りをくれます。
ではそろそろ次の場所に...
昨年より1日遅く初雪を迎えた寂光院さんでした。