京都・古知谷 - 阿弥陀寺の秋海棠と晩夏の山野草

京都府京都市左京区阿弥陀寺

2019/08/31

大原界隈の秋海棠。最後は古知谷の阿弥陀寺にやってきました。

長く急な石段を上がった先の拝観受付の脇の斜面一面に秋海棠。

密度が濃く、見応えバッチリでした^^

お庭に進んで山野草を楽しみます。こちらは松村草(マツムラソウ)。去年から書院と本堂の間のお庭に植えられています。

この濃い紅色の花は松本仙翁(マツモトセンノウ)。嘘か真か歌舞伎の松本幸四郎の紋に似ているからマツモトという名前がついたとか。由来がはっきりしてないので諸説ありです。笑

書院玄関の設えは夏海老根(ナツエビネ)。暑さと乾燥を嫌い、病気にも弱いそう。なかなか栽培が難しい花もこうして愛でられるのが阿弥陀寺さんの魅力です。

最後は水量豊富な渓流撮影。風通しのいい書院で小一時間足を伸ばさせてもらい、暑さから逃れさせてもらいました。

10月中旬には大文字草が咲きます。九輪草に並ぶ阿弥陀寺を代表する山野草、楽しみですね。

京を歩けば。