京都・洛中 - 祇園祭*後祭 南観音山の宵山
京都府京都市中京区 南観音山
2019/07/20~22
後祭の大きな曳山のひとつである南観音山。山建てが終わった宵山の前夜の様子と、宵宵々山・宵々山の様子をお届けします。
四条通から新町通を少し上がったところにある南観音山。そのさらに北にある北観音山と、南側にある大船鉾と並び、大きな曳山の一つです。
御本尊は楊柳観音。それにちなみ、巡行の日には柳の枝を山の後ろに差します。その柳越しに南観音山の提灯を^^*
さて、21日になり、宵山期間始まりました。前祭よりも人出が少ない後祭の宵山ですが、日曜と被っただけあってにぎわっています。
まだ明るいうちから駒形提灯に灯りが入りました。
後祭では南観音山と大船鉾が拝観可能。南観音山は18時まで山に上がることができます。まだ18時前なので山の上からの景色を皆さん楽しまれています。
ろうそく売りのわらべ歌が聞こえ始めました。これも夏の京都の風物詩の一つ^^*
「ろうそく一丁献じられましょうロウソク一丁どうですか~」
さてさて、いよいよ暮れてきました。お囃子も始まってお祭りムードが掻き立てられます。
暮れ行く空に浮かぶ駒形提灯。去年は北側から山をメインに撮りましたので、今年はこちらから。北観音山も薄暮の京都の町にに浮かび上がっています。
コンチキチンを聞いてると蒸し暑さも吹き飛びます。
すっかり青い空は闇に変わり、灯りの主役は提灯に。
南観音山といえばこの懸装品の下水引の飛天。
とても鮮やかで美しいなぁといつも思っています^^*
会所の向いのショーウィンドウにも古い懸装品が展示されています。これはなかなかのお宝でしょうね。素人目でもわかります。笑
駒形提灯とお囃子と。
ちょっと離れた場所から賑わいを入れて撮ってみたり。
山の北側にはたくさんの献燈が並ぶので独特の雰囲気が味わえます。
今年もたくさんの写真を撮らせて頂いた南観音山。巡行での雄姿も楽しみです。