京都・洛中 - 祇園祭*後祭 宵山前夜の役行者山
京都府京都市中京区 役行者山
2019/07/20
宵山の前夜。山建てが終わり、一段落ついた各山鉾町。人知れず駒形提灯に灯かりを灯す役行者山を撮影しました。
各山鉾町の山鉾建てが終わり、宵山を翌日に控えた20日。夜に確認で提灯に火を入れるのですが、役行者山は遅くまで灯りを落とさずにいてくれました。
宵山といえば駒形提灯。八坂神社の神紋が描かれています。
宵山前夜の遅い時間。人もまばらで静かに時間が過ぎていきます。
ありがたいことにタペストリーにも雨除けのビニールがかけられておらず、しっかりと見ることができました。
役行者山の前後にかかる幕とからめて^^
さて、役行者山の秘密を紹介しましょう。真ん中にご注目。
ピカッ!
っと光った正体はこちら。宵掛け(宵山期間中だけ掛かる飾り)に施された刺繍の龍の目が、数秒に一度光るようになっているんです。巡行前日の宵山の日の午後には巡行用の飾りに架け替えられてしまうので、睨まれるなら、宵宵々山の前日と宵宵々山、宵々山の3日間です^^
京都の夏にはこの駒形提灯の灯りがよく似合います。
引いて一枚。やはり見ごたえがあります!
そろそろ終バスの時間も近づいてきたところで、名残惜しいですが引き揚げることにします。
さて、いよいよ後祭も本番に突入。明日からは宵山で撮った各山鉾をご紹介します。