京都・祇園 - 祇園祭*後祭 山鉾巡行
京都府京都市中京区 四条河原町付近
2019/07/24
祇園の芸舞妓を乗せた花傘が出たのを見届けた後、河原町に山鉾巡行を見物しに行きました。
ちょうど山鉾が河原町通を南下しているところに到着。残念ながら山一番の橋弁慶山は通過済みで撮り逃してしまいました。
音頭取りのエンヤラヤーの掛け声で曳山が動き始めます。
次を行くのは鯉山。滝を登る鯉を描き、そこから登竜門ということで、出世のご利益があるといわれます。
続いては八幡山。お、こちらに顔を向けてくださっています。
それもそのはず、ちょうど歩道に幼稚園児たちが「頑張って~!」と手を振っているんです。その後ろから、ありがたく目線のおこぼれをゲット。
続いては黒主山。真夏の京都に桜が咲きます。
ん~もう春が恋しいです。笑
後ろの懸装品も巡行の時にしかかからないので、しっかり押さえておきます^^
続いて後祭の中でも大きな曳山である南観音山がやってきました。
園児たちの声援に応える曳手さん。炎天下でも笑顔がこぼれます。
カブラで進行方向を整える車方さん。山鉾の巡行はいろんな職人さんが分業制で支えています。
巡行の日には柳がつきます。これは楊柳観音にちなんで。この柳は、宵山期間中、実は新町蛸薬師の交差点に飾られています。
ちょうど停止したので、音頭取りの合図を撮りに回り込みました。いやぁ、カッコいいなぁ。
南観音山の次を行くのは役行者山。
役行者は修験道の開祖。山伏さんが山の前を歩きます。
子どもたちの声に、山伏も思わずにっこり。
ナイススマイルをいただきました^^
肝心の役行者は座っているので写せませんでしたが、鬼の形相をする一言主と、女性の神様である葛城神をとらえることができました。
次を行くのは浄妙山。
宇治川の合戦で橋を渡る筒井浄妙を飛び越える一来法師です。すごい瞬間を切り取っていますよね^^
お、また声援に応えてくれました。
園児に「なにはいってるの~?」って聞かれたらやっぱり笑ってしまいますよね。笑
続いて鈴鹿山。
ご神体は瀬織津姫尊。山鉾一の美女と言われます。
いよいよ巡行も終盤に差し掛かります。
ざわめきの向こうに見えたのは鷹山。
休み山でしたが、今年約200年ぶりに唐櫃での巡行参加を叶えました。
記念すべき巡行に、どこか表情も晴れ晴れしいですね。
復活が楽しみな鷹山さんでした。
最後大きな船がやってきました。
みんな大好き、大船鉾。今年は大金幣が飾られました。
迫力満点。5年前に約150年ぶりの復活を果たし、年々往時の姿に近づいていっています。
園児目線で大船鉾を。
今年は欄干が紅く塗られました。来年の巡行は、龍頭が金箔を施されてしんがりを務めるそうですよ。
後祭の山鉾巡行の様子でした。