滋賀・醒ヶ井 - 地蔵川に咲く梅花藻
滋賀県米原市 醒ヶ井宿の地蔵川
2019/07/20
華厳寺から京都に帰る前に、地蔵川の梅花藻の様子を観に醒ヶ井駅で途中下車。白い花が綺麗に咲き始めていました。
大垣から米原行の東海道線で醒ヶ井駅へ。中山道の宿場町・醒ヶ井宿の跡が残る街に繰り出します。
こんな登録有形文化財に指定された郵便局の建物も。古い建物がたくさん残っているとやっぱり見応えがあります。
その脇を流れるのが地蔵川。十王水という湧き水がこの民家の裏手から湧き出ているようです。
ちらほらと水中に見えるのが梅花藻。年中、水温14度以下を保つ清流にしか生息しないとても珍しいキンポウゲ科のお花です。
まだ水量が多いため、そのお花が水面から顔を出しているところは少なく、見ごろまではやや早めでしたが、見ることができただけでも感謝^^*
お花自体は5月頃から咲いているそうですが、8月に入ってからが見ごろのようです。
水温が低いのでその周りの空間もとても涼しいんです。地蔵川はまさに天然のクーラーですね。
流れが穏やかな一角では水面から顔を出していました。
駅に戻ってくるとすっかり薄暮。これはこれで印象的な光景です。次は見ごろの時期に訪れたい、地蔵川の梅花藻でした。
▼以下おまけ▼
華厳寺から大垣駅に戻る途中、見かけたのが廃線の跡。名鉄谷汲線・黒野駅の跡が保存されている黒野駅レールパークに立ち寄りました。
2005年までここに鉄道が走っていたそう。つい最近まで走っていたんですね。駅舎も綺麗に保存されています。
当時の駅の装置や駅名標もちゃんと残っていますね^^*
廃線跡をたどって少し歩くと鉄橋も残されていました。こちらも廃線後に塗り直しされるなど、メンテナンスが行き届いています。
駅舎のような建物の中にも当時のものが。
時刻表も残っていました。
その黒野駅跡のすぐ近くには八幡神社がありました。立派な拝殿です。
お参りさせていただき、
黒野駅跡を後にしました。