2019/05/26
京都府京都市左京区 下鴨神社 糺の森
いつもお世話になっている京都の写真の先輩にお誘いいただき、
宮川町の舞妓 千賀遥さんを撮影する機会をいただきました。
千賀遥さんといえば、市バスのバス停ではおなじみ。
牛乳石鹸の広告のモデルをされている舞妓さんです。
花街の写真は東山花灯路の時に行われる八坂神社の奉納舞台しか経験がありません。
こうしてポートレートを撮るのも4,5年ぶりくらいでしょうか。
そんな知識・スキルとも伴わないど素人ですが、
不思議と素敵な瞬間を残せたかなと思っています。
ひとえに、千賀遥さんの力だと思います。
こうして見返してみると、ピントに集中しすぎて構図が崩れています。
せっかく目線をいただいていたのに。これは今後の課題ですね。
5月とは思えない蒸し暑さのなかの撮影でしたが、こんなに涼し気。
こんな表情や、
こんな表情も。
新緑の糺の森に差す木漏れ日が背景を彩ります。
場所を移して小川に。しゃがむ際の着物を手繰る所作。
何気なく行ってると思いますが、とても美しかったです。
いやぁ、でも舞妓さんと対面で話せる日が来るとは。
京都に住んでよかった~!
ふとした表情には幼さがでたり。
こうして緑や花を楽しむ女性。
とても好みの光景です。
皐月(サツキ)の花も、そろそろ咲き始め。
僕も小学校の頃、蜜を吸った記憶があります。
千賀遥さんも、幼稚園の頃吸ったことがあるそう。
今の子どもたちも、蜜の味、知ってるんでしょうか?
ふとした表情がとても印象的。
指の置き方まで、本当にお美しいです。
風情ある通りと着物は本当に合います。
今日、一番ぐっと来た視線をいただきました。
このまなざしに、とても元気をもらいました(^^
再び糺の森に。ドクダミの花が満開です。
いい感じに右上を彩ってくれています。
新緑に包まれて。
最後は河原の道で。
花柄の帯と傘。それをまとう京の華。
文化を背負うとは、やはりちょっとやそっとの心構えでは、成り立たないと思います。
見返り美人をいただき、これにて終了。
終始明るさを絶やさないのは、さすがプロです。
この笑顔とトークは本当に魅力的。
最高の元気を送っていただいた、宮川町の千賀遥さんでした。